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ブヘル株の魅力とリスク|受注+16.4%回復と日本からの買い方【2026年】

ブヘル株の魅力とリスク|受注+16.4%回復と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • ブヘルは農業機械(クーン・グループ)や道路清掃車、油圧機器を手がけるスイスの機械メーカーです
  • 魅力の核心:2026年上半期の受注は+16.4%と回復の兆しが出ています
  • 最大のリスク:中核事業である農業機械(クーン・グループ)の売上は前年比−9.2%と大きく減っています
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約60,300円から(推奨ロット3株が目安/1株からでも手数料負担率は約1.81%と軽い)

株価は1年で−23.04%。スイスの機械メーカー、ブヘル・インダストリーズは、中核事業である農業機械の需要不振を受けて株価が下落しています。会社発表によると、農業機械のクーン・グループの売上は10億5,000万フランで、前年比−9.2%と大きく減りました。

一方で、2026年上半期は受注が+16.4%と回復の兆しも見られます。同じ機械セクターの銘柄としては、建材のシーカや鉱山機械のウィアーが比較対象としてよく挙げられます。

需要不振からの回復途上にあるブヘルの「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

ブヘル株の基本データ(2026年8月23日時点)

株価304.00スイスフラン(1株 約60,300円)
52週レンジ299.50〜399.00フラン
時価総額約30億フラン
PER約16.8倍(予想 約16.4倍)
配当利回り約3.62%(1株配当 11スイスフラン)
上場市場SIXスイス証券取引所
1年の株価騰落−23.04%

受注+16.4%という回復の兆し|ブヘル株の魅力

配当利回り3.62%、1株配当11フランは前年から据え置き

2026年8月23日時点の配当利回りは3.62%、1株配当は11.00スイスフランで、会社発表によると前年から据え置きです。配当性向は60.16%です。

投資家にとっては、中核事業である農業機械が減収となる局面でも、配当そのものの水準は維持されていることを確認できる材料です。

2026年上半期の受注は+16.4%、在庫正常化に向かう回復の兆し(会社発表)

会社発表によると、2026年上半期は販売店の在庫が正常化に向かい、受注が+16.4%と回復しました。

投資家にとっては、農業機械の需要不振が底を打ちつつある可能性を示す数字です。ただし、この傾向がこの先も続くと決まっているわけではありません。

予想PERは16.4倍で実績16.8倍を下回り、市場は増益を織り込む

実績PERは約16.8倍である一方、予想PERは約16.4倍です。

投資家にとっては、予想PERが実績PERを下回っているということは、市場が今後の利益をこれまでより高く見積もっていることを意味します。受注の回復傾向と整合する数字だということです。

農業機械(クーン・グループ)−9.2%|先に知っておきたいリスク

農業機械(クーン・グループ)の売上は前年比−9.2%、需要不振が中心

会社発表によると、農業機械のクーン・グループの売上は10億5,000万フランで、前年比−9.2%と大きく減りました。北米と欧州での需要不振と、販売店に在庫が積み上がったことが背景とされています。

投資家にとっては、ブヘルの中核事業である農業機械が、業績の最大の重荷になっているということです。

2026年上半期の利益には不動産売却益4,300万フランを含む

会社発表によると、2026年上半期の利益には不動産の売却による4,300万フランの利益が計上されています。この利益がなければ、営業利益率はさらに低かったことになります。

投資家にとっては、決算の利益率を見るときに、この一時的な要因を割り引いて見る必要があるということです。

ガラス容器製造設備・建設機械の分野も弱い動き、事業分散でも同時に弱くなることがある

報道によると、農業機械だけでなく、ガラス容器の製造設備や建設機械の分野も弱い動きとされています。

投資家にとっては、複数の事業に分散しているからといって、業績の下振れを打ち消し合えるとは限らないということです。事業を分散していても、複数の分野が同時に弱くなることがあります。

株価は52週安値299.50フランのすぐ上、1年で−23.04%

2026年8月23日時点の株価は304.00フランで、52週レンジは299.50〜399.00フランです。1年間では−23.04%下落しており、直近12ヶ月の純利益は−20.31%です。

投資家にとっては、現在の株価水準が52週安値のすぐ上にあるという事実を、まず確認しておく必要があります。

ブヘルは農業機械・道路清掃車・油圧機器で稼ぐスイスの会社

ブヘル・インダストリーズは、スイスの機械メーカーです。農業機械(クーン・グループ)を中核事業とし、道路清掃車、油圧機器、ガラス容器の製造設備なども手がけています。

直近の決算では、2025年12月期の売上高は29億1,000万フラン(前年比−7.6%)、純利益は2億3,500万フラン(同+3.6%)でした(出典:ブヘル公式 https://www.bucherindustries.com/)。

会社発表によると、中核事業である農業機械のクーン・グループの売上は10億5,000万フランで前年比−9.2%と減少した一方、2026年上半期は受注が+16.4%と回復の兆しも見られます。ただし、報道によると、ガラス容器の製造設備や建設機械の分野も弱い動きとされており、事業を分散していても複数の分野が同時に弱くなることがあります。当サイトでは、日本国内での事業の有無は確認できていません。

同じ機械セクターの銘柄としては、建材のシーカや鉱山機械のウィアーが比較対象として挙げられます。

1株配当11フランと、スイスの源泉税35%

ブヘルの1株配当は11.00スイスフラン、表面利回りは3.62%です。会社発表によると前年から据え置かれており、配当性向は60.16%です。

スイスの現地源泉税は35%で、欧州最重量級です。日瑞租税条約の限度税率10%を超える25%分は、スイス税務当局ESTVへ直接請求する必要があります。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合、現地源泉税35%で計算した税引き後の実質利回りの目安は約1.87%です(計算式:3.62%×(1−0.35)×0.79685)。

チャートで今の株価水準を見る

本記事の株価は2026年8月23日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

広告TradingViewでブヘルのチャートを詳しく見る

株価だけでなく、売上や利益、配当の推移も図で確かめたいときは、Simply Wall St という海外の分析サイトが使えます。欧州の上場企業も扱っていて、会社名で検索すると、その会社の財務の推移を一覧で見られます。サイトの画面は日本語にも対応しています。

無料プランでは、銘柄レポートを月5件まで見られます。登録から7日間は有料版の機能を試せます(クレジットカードの登録は不要)。当サイトはSimply Wall Stと提携しており、有料プランの申込みがあると紹介料を受け取ります。

日本から買う方法と、1株あたりの手数料負担率1.81%

ブヘルの上場市場はSIXスイス証券取引所のみで、ティッカーは「BUCN」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:BCHHF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社ブヘル株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. スイスフランに両替する
  5. ティッカー「BUCN」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約60,300円1,092円約1.81%
3株約181,000円1,092円約0.60%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5スイスフラン(約1,092円)です。1株からでも手数料負担率は約1.81%と軽く、無理に大きなロットでまとめる必要はありません。推奨ロットの目安は3株(約181,000円)で、負担率は約0.60%まで下がります。

ブヘルを1株だけ買うと、手数料の負担率は約1.81%になります。最低手数料が効くため、まとめて買うほど負担率は下がります。実際の手数料を、口座の画面で確かめられます。

欧州株1,800銘柄以上・9取引所に対応。特定口座あり、NISAは対象外です。配当には現地で源泉税がかかり、手取りは表面の利回りより下がります(本文参照)。

ブヘル株が向く人・向かない人

向く人理由
配当を安定して受け取りたい人配当利回り3.62%、前年から据え置き
農業機械の需要回復に注目したい人2026年上半期の受注は+16.4%と回復の兆し
1株からでも手数料負担を抑えたい人1株の手数料負担率は約1.81%と軽い
向かない人理由
農業機械事業の不振を避けたい人クーン・グループの売上は前年比−9.2%
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある)
事業の分散だけでリスクを避けたい人ガラス容器製造設備や建設機械の分野も弱い動きで、複数分野が同時に弱くなることがある

口座開設から最初の1株までの流れは、公式サイトで確かめられます。

開設までの日数は当サイトの解説記事にあります。

ブヘル株のよくある質問

ブヘル株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がSIXスイス証券取引所のみのためです。米国預託証券(BCHHF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

1株からでも購入しやすいのはなぜですか?

株価が1株約60,300円で、手数料負担率も約1.81%と軽いためです。まとまった株数を用意しなくても購入しやすい水準で、推奨ロットの目安は3株(約181,000円)です。

2026年上半期の利益には、本業以外の要因も含まれていますか?

含まれています。2026年上半期の利益には不動産売却益4,300万フランが含まれており、本業の稼ぐ力だけを反映した数字ではない点に注意が必要です。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

ADR(BCHHF)とブヘル株(BUCN)の違いは何ですか?

BCHHFは米国のOTC市場でのみ取引される預託証券で、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。本記事で扱うBUCNはSIXスイス証券取引所に上場する原株で、日本からはサクソバンク証券などでこちらを直接購入することになります。

まとめ:中核事業は減速でも、受注には回復の兆し

  • メリット:配当利回り3.62%で前年から据え置き/2026年上半期の受注は+16.4%と回復の兆し/予想PERは16.4倍で実績16.8倍を下回り増益を織り込む
  • デメリット:クーン・グループの農業機械売上は前年比−9.2%/2026年上半期の利益には不動産売却益4,300万フランを含む/ガラス容器製造設備や建設機械の分野も弱く、事業分散でも同時に弱くなることがある
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約60,300円から。1株からでも手数料負担率は約1.81%と軽く、推奨ロットは3株

特定口座で確定申告の手間を減らしながら、日本語の画面で欧州株を持つ。その入口です。NISAを優先したい方には、IB証券という選択肢もあります。

口座の種類と開設までの日数は当サイトの解説記事にまとめています。NISAは対象外です。

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月23日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はブヘル・インダストリーズ社の公表資料および報道に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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この記事を書いた人

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。

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