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「テンバガー・ハンター・ヨーロッパ」とは|個別株との違いを比較【2026年】

「テンバガー・ハンター・ヨーロッパ」とは|個別株との違いを比較【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • 「テンバガー・ハンター・ヨーロッパ」は、フィデリティ・欧州割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)という投資信託の愛称です。10倍株を保証する商品ではなく、愛称(マーケティング上の呼び名)です
  • 2025年4月30日設定の新しいファンドで、純資産総額は518億円(2026年9月28日時点)。直近1年のリターンは+26.56%でした
  • NISAの成長投資枠の対象です(つみたて投資枠の対象ではありません)。個別の欧州株をサクソバンク証券で買う場合はNISAの対象外なので、ここが大きな違いです
  • 実質コストは年1.807%、購入時手数料は3.30%とされています。多数の企業に自動で分散される一方、どの企業を持っているかは自分では選べません
  • 購入窓口には注意が必要です。楽天証券の公式ページでは、このファンドは「IFA(金融仲介業者)コースのみの取扱となります。一般でのお取引はできません」と表示されています(2026年9月29日確認)。一般の口座で買える証券会社は、当サイトでは確認できていません

「テンバガー・ハンター・ヨーロッパ」という名前を見て、10倍株を教えてくれる商品なのかと気になった方もいらっしゃると思います。正体は、フィデリティ投信が運用する投資信託の愛称です。

この記事では、この投資信託が何なのかを公式データで確認し、当サイトが扱っている「欧州の個別株をサクソバンク証券で買う」という方法と、何が違うのかを整理します。当サイトはこの投資信託を販売・仲介しておらず、購入を勧める記事ではありません。

目次

「テンバガー・ハンター・ヨーロッパ」の正体

正式名称はフィデリティ・欧州割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)で、「テンバガー・ハンター・ヨーロッパ」はこの投資信託の愛称です。運用会社のフィデリティ投信によると、企業の長期的な成長力と株価の割安度に着目し、欧州の上場企業の中から本源的価値を見極めて投資する、アクティブ型(指数に連動させない、運用者が銘柄を選ぶ方式)のファンドです。

項目内容
正式名称フィデリティ・欧州割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
愛称テンバガー・ハンター・ヨーロッパ
設定日2025年4月30日
純資産総額518億円(2026年9月28日時点)
1年リターン+26.56%(2026年8月末時点)
設定来リターン+39.18%(2026年8月末時点)
実質信託報酬1.6445%
実質コスト(隠れコスト込み)1.807%
購入時手数料3.30%(税込、上限)
NISA成長投資枠の対象(つみたて投資枠は対象外)
資産配分先進国株式(除く日本)97.2%
日本経済新聞・新NISAナビ掲載のデータより。当サイトが2026年9月29日に確認

「テンバガー」は本来、株価が10倍になった銘柄を指す言葉です。このファンド自体が10倍になることを約束するものではなく、あくまで運用会社が付けた愛称である点に注意してください。設定から日が浅く、まだ1年程度の実績しかありません。

個別株(サクソバンク証券)とは何が違うか

当サイトは、欧州の個別企業の株を、サクソバンク証券などを通じて直接買う方法を中心に扱っています。投資信託とは、仕組みがいくつかの点で異なります。

比較項目投資信託(このファンドの場合)個別株(サクソバンク証券の場合)
NISA成長投資枠の対象対象外(Saxoは特定口座)
選べる企業ファンドが自動で選定自分で選んで買える
実質コスト(目安)年1.807%(継続でかかる)取引ごとの手数料のみ
購入時手数料3.30%(目安)取引所ごとの手数料
最低投資額積立なら少額から(取扱窓口による)1株単位から(会社によって数万〜数十万円)
個別企業の決算・配当を追う手間不要(ファンドにおまかせ)必要
購入できる窓口楽天証券では「IFAコースのみ・一般口座では購入不可」と表示(2026年9月29日確認)。一般口座で買える証券会社は当サイトでは確認できていませんサクソバンク証券の口座で購入可能
当サイトが2026年9月29日に確認した情報にもとづく比較。手数料・条件は変更されることがあります

いちばん大きな違いはNISAです。このファンドはNISAの成長投資枠の対象ですが(ただし購入できる窓口には制約があります。上の表の「購入できる窓口」をご覧ください)、当サイトが案内しているサクソバンク証券経由の欧州個別株は、NISAの対象外です(特定口座での取引になります)。非課税での運用を優先したい方には、投資信託や、IB証券などNISA対応の選択肢のほうが向いている場合があります。

個別企業を自分で選んで持ちたい場合の選択肢を、口座を開く前に確かめられます。

欧州株1,800銘柄以上・9取引所に対応。特定口座あり、NISAは対象外です。最低手数料が効くため、少額の買付では負担率が上がります。

当サイトで確認できていないこと

  • このファンドが実際にどの企業に、どれだけの比率で投資しているか(組入上位銘柄)
  • 為替ヘッジありのAコースとの、リターン・コストの具体的な違い
  • 「割安成長株」をどのような基準で選んでいるか、運用会社の詳しい選定プロセス
  • 設定から日が浅いため、長期(3年・5年)での運用実績
  • 一般の個人が口座を開いて、実際にこのファンドを購入できる証券会社(楽天証券は「IFAコースのみ」と表示しており、その他の証券会社の取扱い方針は当サイトでは確認できていません)

まとめ

  • 「テンバガー・ハンター・ヨーロッパ」は、フィデリティ・欧州割安成長株投信という投資信託の愛称。10倍株を保証する商品名ではない
  • 2025年4月設定の新しいファンドで、純資産518億円、1年リターン+26.56%(2026年8月末時点)
  • NISAの成長投資枠の対象。個別株をサクソバンク証券で買う場合はNISAの対象外
  • 実質コストは年1.807%、購入時手数料3.30%。多数の企業に自動で分散される一方、銘柄は選べない
  • 個別企業を自分で選んで持ちたいなら個別株、手間をかけず分散したい・NISAで非課税運用したいならファンド、という向き不向きがある

ここからは筆者の考えです。筆者はポルトガル在住で、IBKRの口座から欧州株ETFを中心に保有しています。当サイトは個別企業の情報を扱っていますが、それは「個別株のほうが優れている」という意味ではありません。手間をかけずに分散したい方、NISAの非課税枠を使いたい方には、こうした投資信託のほうが合理的な場合もあると思います。どちらが良い・悪いではなく、目的に合わせて選ぶものだと考えています。

個別株を選ぶ場合の口座の種類や開設までの流れは、先に見ておけます。

口座の種類と開設までの日数は当サイトの解説記事にまとめています。NISAは対象外です。

この記事の検証方法

  • 【訂正】2026年9月30日:楽天証券のファンド詳細ページで、このファンドが「IFAコースのみの取扱・一般でのお取引はできません」と表示されていることを確認し、購入窓口についての注意を追記しました。公開時は、一般の口座で購入できるように読める書き方でした
  • ファンドの基本データ(純資産総額・リターン・信託報酬など)は、日本経済新聞の投資信託ページで、2026年9月29日に確認しました
  • NISAの成長投資枠対象かどうかは、NPO法人確定拠出年金教育協会が運営する「新NISAナビ」のページで、2026年9月29日に確認しました
  • 運用方針の説明は、フィデリティ投信の商品説明にもとづいています
  • 記載の内容は2026年9月29日時点のものです。基準価額・純資産総額は日々変動します
  • 当サイトはこの投資信託の販売・勧誘を行っておらず、購入を推奨するものではありません
  • 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています

この記事を書いた人:Kawa

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の投資信託・銘柄の売買を推奨するものではありません。当サイトは本記事で扱う投資信託の販売・勧誘は行っていません。記載の内容は2026年9月29日に当サイトが確認した情報にもとづいており、変更される場合があります。過去の実績は将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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この記事を書いた人

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。

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