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バンキンテル株の魅力とリスク|配当利回り3.66%と日本からの買い方【2026年】

バンキンテル株の魅力とリスク|配当利回り3.66%と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • バンキンテルはスペインの個人・中小企業向けに融資や資産運用を手がける銀行です
  • 魅力の核心:コスト・インカム比率36%(報道によるとスペインの銀行の中でも低水準)
  • 最大のリスク:現地源泉税19%で、税引き後の配当利回りは目安2.36%まで目減り
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約3,093円から(推奨ロット40株が目安/1株だと手数料負担率は約33.01%と重く、40株単位が前提)

コスト・インカム比率36%。報道によると、バンキンテルはスペインの銀行の中でも経費効率の高さで知られています。個人と中小企業への融資、資産運用、カード決済を手がけ、アイルランドでも事業を展開しています。

2024年12月期は営業収益29億ユーロ(前年比+9.1%)、純利益9億5,300万ユーロ(同+12.8%)の増益決算となりました(出典:バンキンテル公式)。株価は1年で+26.93%上昇し、52週レンジの上限に近い水準で推移しています。

同じスペインの銀行としてはカイシャバンク、銀行セクターの比較先としてはイタリアのインテーザ・サンパオロがよく挙げられます。効率性と増益基調を両方持つバンキンテルの「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

バンキンテル株の基本データ(2026年8月23日時点)

株価16.66ユーロ(1株 約3,093円)
52週レンジ12.28〜16.87ユーロ
時価総額約149億ユーロ
PER約13.5倍(予想 約12.0倍)
配当利回り約3.66%(1株配当 0.61ユーロ)
上場市場マドリード証券取引所(BME)
1年の株価騰落+26.93%

コスト・インカム比率36%という効率性|バンキンテル株の魅力

配当利回り3.66%、1株配当0.61ユーロ

2026年8月23日時点の配当利回りは3.66%、1株配当は0.61ユーロです。

投資家にとっては、銀行株としては配当そのものを目的に保有する選択肢になり得る水準だということです。ただし税引き後の実質利回りは目減りするため、後段の「配当と税金」もあわせて確認してください。

2024年12月期は営業収益+9.1%・純利益+12.8%の増益決算(会社発表)

会社発表によると、バンキンテルの2024年12月期は営業収益29億ユーロ(前年比+9.1%)、税引前利益13億6,000万ユーロ(同+10.7%)、純利益9億5,300万ユーロ(同+12.8%)でした。

投資家にとっては、収益・利益ともに前年から積み増している決算であり、事業の勢いを裏づける数字だということです。

コスト・インカム比率36%、報道によるとスペインの銀行の中でも低水準

報道によると、バンキンテルの経費を収益で割った比率(コスト・インカム比率)は36%で、スペインの銀行の中でも低い水準とされています。

投資家にとっては、同じ収益を生み出すのに必要なコストが同業より少ない、つまり効率よく利益を積み上げやすい体質だと読める数字です。

1年で株価+26.93%上昇、アイルランド事業も伸びている(報道)

2026年8月23日時点の株価は16.66ユーロで、1年間では+26.93%の上昇となっています。報道によると、アイルランド事業は顧客数が20%増、運用資産が19%増と、スペイン国外の事業も伸びています。

投資家にとっては、値上がりがスペイン国内だけに支えられたものではなく、事業の広がりを伴っている可能性を示す材料だということです。

税引き後の配当利回りは目安2.36%|先に知っておきたいリスク

スペイン源泉税19%で、税引き後の配当利回りは目安2.36%に目減り

スペインの現地源泉税は19%です。日西租税条約(2021年発効)の限度税率は5%とされていますが、適用は証券会社の手続き次第のため、口座開設時に必ず確認してください。外国税額控除や現地還付請求をしない場合、現地源泉税19%で計算した税引き後の配当利回りの目安は2.36%です(計算式:3.66%×(1−0.19)×0.79685)。

投資家にとっては、表面利回り3.66%がそのまま手元に残るわけではなく、税負担によって実質的な受取額が3分の2程度まで縮むということです。配当を目的に保有する場合ほど、軽視できない数字です。

1株買いの手数料負担率は33.01%、40株単位が前提

サクソバンク証券クラシックの手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株(約3,093円)だけを買うと、手数料負担率は約33.01%にのぼります。

投資家にとっては、1株単位での購入は現実的でなく、40株単位(約12万3,700円)でのまとめ買いが前提になる、ということです。

株価は52週高値16.87ユーロ圏、金利低下時は利ざや縮小のリスク

株価16.66ユーロは、52週高値16.87ユーロに対して高値圏で推移しています。銀行は金利水準によって収益が変わる事業であり、金利が下がれば利ざやが縮む可能性があります。

投資家にとっては、すでに高値圏にある株価が、金利環境の変化という外部要因ひとつで収益の前提ごと揺らぎ得るということです。

純利益はここ1年で+12.96%だが、同じ伸びが続くとは限らない

純利益は直近12ヶ月で+12.96%の伸びとなっています。ただし、この伸びが今後も同じペースで続くとは限りません。

投資家にとっては、直近の高い成長率をそのまま将来の前提に置き換えないことが重要だということです。増益基調そのものは事実ですが、持続性までは当サイトで断定できません。

バンキンテルは個人・中小企業向け融資で稼ぐスペインの銀行

バンキンテルは、スペインの個人と中小企業向けに融資、資産運用、カード決済を手がける銀行です。アイルランドでも事業を展開しています。

直近の決算では、2024年12月期の営業収益29億ユーロ(前年比+9.1%)、税引前利益13億6,000万ユーロ(同+10.7%)、純利益9億5,300万ユーロ(同+12.8%)でした(出典:バンキンテル公式 https://www.bankinter.com/webcorporativa/en/communication-room/news/institutional/)。

報道によると、経費を収益で割った比率(コスト・インカム比率)は36%で、スペインの銀行の中でも低い水準とされています。アイルランド事業も、顧客数が20%増、運用資産が19%増と伸びています。株価の1年+26.93%の上昇についても、報道では収益の伸びと効率の高さが評価されたと報じられていますが、当サイトでは上昇の理由そのものを断定していません。

スペインの銀行再編については、報道によるとBBVAによるサバデル銀行への買収提案という大型再編が注目を集めましたが、バンキンテルは買収する側にもされる側にもなっていないとされています。

同じスペインの銀行としてはカイシャバンク、銀行セクターの比較先としてはイタリアのインテーザ・サンパオロがしばしば挙げられます。国内の個人・中小企業向け金融を軸にする点は共通していますが、事業構成や配当利回りは会社ごとに異なります。

1株配当0.61ユーロと、スペインの源泉税19%

バンキンテルの1株配当は0.61ユーロ、表面利回りは約3.66%です。配当性向は48.07%です。

スペインの現地源泉税は19%です。日西租税条約(2021年発効)の限度税率は5%とされていますが、適用は証券会社の手続き次第のため、口座開設時に必ず確認してください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合、現地源泉税19%で計算した税引き後の実質利回りの目安は約2.36%です(計算式:3.66%×(1−0.19)×0.79685)。

チャートで今の株価水準を見る

本記事の株価は2026年8月23日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

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株価だけでなく、売上や利益、配当の推移も図で確かめたいときは、Simply Wall St という海外の分析サイトが使えます。欧州の上場企業も扱っていて、会社名で検索すると、その会社の財務の推移を一覧で見られます。サイトの画面は日本語にも対応しています。

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日本から買う方法と、40株単位が前提の手数料

バンキンテルの上場市場はマドリード証券取引所(BME)のみで、ティッカーは「BKT」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:BKNIY・BKIMF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社バンキンテル株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「BKT」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約3,093円1,021円約33.01%
40株約123,700円1,021円約0.83%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株だと手数料負担率は約33.01%と重く、現実的には40株単位のまとめ買いが前提になります。40株まとめると負担率は約0.83%まで下がります。

バンキンテルを1株だけ買うと、手数料の負担率は約33.01%になります。最低手数料が効くため、まとめて買うほど負担率は下がります。実際の手数料を、口座の画面で確かめられます。

欧州株1,800銘柄以上・9取引所に対応。特定口座あり、NISAは対象外です。配当には現地で源泉税がかかり、手取りは表面の利回りより下がります(本文参照)。

バンキンテル株が向く人・向かない人

向く人理由
経費効率の高い銀行株に投資したい人コスト・インカム比率36%とスペインの銀行の中でも低水準とされる(報道)
増益基調の銀行株を持ちたい人2024年12月期は純利益+12.8%の増益(会社発表)
40株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.83%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある)
少額の1株買いをしたい人手数料負担率が約33.01%と重い
配当を税引き後そのまま受け取りたい人現地源泉税19%で税引き後利回りは目安2.36%に目減り

口座開設から最初の1株までの流れは、公式サイトで確かめられます。

開設までの日数は当サイトの解説記事にあります。

バンキンテル株のよくある質問

バンキンテル株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がマドリード証券取引所(BME)のみのためです。米国預託証券(BKNIY・BKIMF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

1株買いの手数料負担率はどれくらいですか?

1株約3,093円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約33.01%と重いため、40株単位(約12万3,700円)でのまとめ買いが前提です。

税引き後の配当利回りはどれくらいになりますか?

スペインの現地源泉税は19%です(日西租税条約の限度税率5%の適用は証券会社の手続き次第)。これに加えて日本側でさらに20.315%が課税されます。外国税額控除や現地還付請求をしない場合、税引き後の実質利回りの目安は約2.36%です。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

ADR(BKNIY・BKIMF)とバンキンテル株(BKT)の違いは何ですか?

BKNIY・BKIMFは米国のOTC市場でのみ取引される預託証券で、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。本記事で扱うBKTはマドリード証券取引所に上場する原株で、日本からはサクソバンク証券などでこちらを直接購入することになります。

まとめ:効率性の高さと、税負担で目減りする配当

  • メリット:配当利回り3.66%/2024年12月期は純利益+12.8%の増益決算/コスト・インカム比率36%とスペインの銀行の中でも低水準(報道)
  • デメリット:現地源泉税19%で税引き後利回りは目安2.36%に目減り/1株買いの手数料負担率は33.01%と重い/株価は52週高値圏で金利低下時は利ざや縮小のリスク
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約3,093円から。40株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.83%

特定口座で確定申告の手間を減らしながら、日本語の画面で欧州株を持つ。その入口です。NISAを優先したい方には、IB証券という選択肢もあります。

口座の種類と開設までの日数は当サイトの解説記事にまとめています。NISAは対象外です。

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月23日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はバンキンテル社の公表資料に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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この記事を書いた人

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。

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