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ビドララ株の魅力とリスク|純利益−25%の理由不明と日本からの買い方【2026年】

ビドララ株の魅力とリスク|純利益−25%の理由不明と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • ビドララは年間80億本以上のガラス瓶を作るスペインの会社です(ビール・蒸留酒・ワイン・水などの飲料用と、食品・医薬品用の瓶)
  • 魅力の核心:配当性向25.64%(1株配当1.7005ユーロ、利回り1.87%)
  • 最大のリスク:直近12か月の純利益は−25.00%で、当サイトでは要因を確認できていません
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約16,900円から(推奨ロット7株が目安/1株だと手数料負担率は約6.05%と重く、7株単位が前提)

ビールやワイン、水の瓶を年間80億本以上作っているのは、スペインの会社です。ビドララはガラス容器の専業メーカーで、飲料用から食品・医薬品用まで幅広い瓶を手がけ、顧客は1,600社以上にのぼります。

ただし直近12か月の純利益は前年比−25.00%と大きく落ち込んでいます。会社の説明は「需要の弱さと競争の激化」にとどまっており、当サイトでは具体的な要因を確認できていません。

同じガラス・素材系の欧州株としては、フランスのサンゴバンやイタリアのブッツィが比較対象としてよく挙げられます。ビドララの「今」を、株価・業績・買い方の順に見ていきます。

目次

ビドララ株の基本データ(2026年8月24日時点)

株価90.90ユーロ(1株 約16,900円)
52週レンジ70.40〜92.80ユーロ
時価総額約31.7億ユーロ
PER約17.03倍(予想 約13.49倍)
配当利回り1.87%(1株配当 1.7005ユーロ)
上場市場マドリード証券取引所(BME)
1年の株価騰落−0.06%

配当性向25.64%と生産能力80億本|ビドララ株の魅力

年間80億本以上の生産能力、顧客は1,600社以上(会社発表)

会社発表によると、ビドララは年間80億本以上のガラス容器を生産する能力を持ち、顧客数は1,600社以上にのぼります。ビール・蒸留酒・ワイン・水などの飲料用に加え、食品・医薬品用の瓶も手がけています。

投資家にとっては、単一の飲料カテゴリーに依存せず、多様な業種の顧客に瓶を供給していることが確認できる数字です。

配当性向は25.64%、1株配当は中間配当1.2318ユーロ+補完配当0.4687ユーロの合計1.7005ユーロ

1株配当は1.7005ユーロ(2026年2月権利落ちの中間配当1.2318ユーロ+7月権利落ちの補完配当0.4687ユーロの合計)で、配当性向は25.64%です。これは特別配当ではなく、通常の中間配当と補完配当を合わせた金額です。

投資家にとっては、利益に対する配当の割合が25.64%にとどまっており、配当額の多くを内部に残していることが確認できる数字です。

2025年の地域別売上はイベリア・EU7億1,400万ユーロ、英国・アイルランド5億7,400万ユーロ、ブラジル8,700万ユーロ(会社発表)

会社発表によると、2025年の地域別売上はイベリア・EU地域が7億1,400万ユーロ、英国・アイルランドが5億7,400万ユーロ、ブラジルが8,700万ユーロでした。

投資家にとっては、スペイン国内だけでなく複数の地域に売上が分散していることを確認できる数字です。

2026年3月にチリのCristalerías Toroを7,500万ユーロで完全買収(報道)

報道によると、ビドララは2026年3月にチリのCristalerías Toroを7,500万ユーロで完全買収したとされています。

投資家にとっては、欧州以外の地域にも事業を広げる動きが続いていることを確認できる材料です。

純利益−25.00%と、理由が分からないという事実|先に知っておきたいリスク

直近12か月の純利益は前年比−25.00%、当サイトでは要因を確認できていません

直近12か月の純利益は前年比−25.00%と大きく減少しました(実測)。会社の説明は「需要の弱さと競争の激化」にとどまっており、当サイトでは減益の要因を確認できていません。推測で理由を補うことはしません。

投資家にとっては、減益という事実だけを受け止め、その背景を断定的に説明する情報には注意が必要だということです。

2024年7月にイタリア事業をVerallia社へ約2億3,000万ユーロで売却(報道・関係は当サイトで確認していません)

報道によると、ビドララは2024年7月にイタリア事業をVerallia社へ約2億3,000万ユーロで売却したとされています。2025年12月期の売上高は14億6,520万ユーロ(前年比−5.4%)でした。この売却が売上や利益の減少とどう関係するかは当サイトで確認していません。事実として並べるだけにとどめます。

投資家にとっては、事業売却と業績の増減を安易に結びつけず、それぞれ独立した事実として確認しておく必要があるということです。

英国のガス価格上昇で1,370万ユーロの構造改革引当金、ガラス容器は代替素材への置き換えも指摘される

報道によると、英国でのガス価格の上昇を受けて2025年に1,370万ユーロの構造改革引当金を計上し、年間1,200万ユーロ以上の削減を目指すとされています。ガラス製造は多くのエネルギーを使う事業です。また、ガラス容器はプラスチックや段ボールに置き換わる可能性が指摘されています(置き換わると断定されているわけではありません)。

投資家にとっては、エネルギーコストの変動と、他素材への代替という2つの構造的な要因を意識しておく必要があるということです。

1株買いの手数料負担率は6.05%と重く、スペインの配当源泉税は19%

サクソバンク証券クラシックで1株(約16,900円)を買う場合、手数料負担率は6.05%に達します。またスペインの現地源泉税は19%です。

投資家にとっては、手数料と税金の両方を事前に把握したうえで、株数と口座手続きを検討する必要があるということです。

ビドララは年80億本のガラス瓶で稼ぐ会社

ビドララは、ビール・蒸留酒・ワイン・水などの飲料用と、食品・医薬品用の瓶を作る、スペインのガラス容器メーカーです。会社発表によると、年間80億本以上の生産能力を持ち、顧客は1,600社以上にのぼります。

2025年12月期の業績は、会社発表によると売上高14億6,520万ユーロ(前年比−5.4%)、EBITDA 4億4,100万ユーロ、純利益2億2,000万ユーロ、1株利益6.24ユーロでした(出典:ビドララ公式 https://www.vidrala.com/en/press-room/)。一方で直近12か月の純利益は前年比−25.00%と大きく減少しており、その要因は当サイトでは確認できていません。

報道によると、同社は2024年7月にイタリア事業をVerallia社へ約2億3,000万ユーロで売却したとされています。この売却と業績の増減がどう関係するかは、当サイトで確認していません。また2026年3月には、報道によるとチリのCristalerías Toroを7,500万ユーロで完全買収しています。

日本法人や日本企業との提携があるかどうかは、当サイトでは確認できていません。同じガラス・素材系の欧州株としては、フランスのサンゴバンや、イタリアのブッツィがしばしば比較対象になります。国・事業内容・配当方針は銘柄ごとに異なります。

1株配当1.7005ユーロ(中間+補完)と、スペインの源泉税19%

ビドララの1株配当は1.7005ユーロ(2026年2月権利落ちの中間配当1.2318ユーロ+7月権利落ちの補完配当0.4687ユーロの合計)、表面利回りは約1.87%、配当性向は25.64%です。この1.7005ユーロは特別配当ではなく、中間配当と補完配当を合わせた金額である点にご注意ください。

スペインの現地源泉税は19%です。日西租税条約(2021年発効)の限度税率は5%とされていますが、適用を受けられるかは証券会社の手続き次第のため、口座開設時に必ず確認してください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

外国税額控除や現地還付請求をしない場合(保守的に19%で計算)、税引き後の実質利回りの目安は約1.21%です(計算式:1.87% ×(1−0.19)× 0.79685)。

チャートで今の株価水準を見る

本記事の株価は2026年8月24日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

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株価だけでなく、売上や利益、配当の推移も図で確かめたいときは、Simply Wall St という海外の分析サイトが使えます。欧州の上場企業も扱っていて、会社名で検索すると、その会社の財務の推移を一覧で見られます。サイトの画面は日本語にも対応しています。

無料プランでは、銘柄レポートを月5件まで見られます。登録から7日間は有料版の機能を試せます(クレジットカードの登録は不要)。当サイトはSimply Wall Stと提携しており、有料プランの申込みがあると紹介料を受け取ります。

日本から買う方法と、7株単位が前提になる手数料

ビドララの上場市場はマドリード証券取引所(BME)のみで、ティッカーは「VID」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:VDRFF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社ビドララ株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。NISAの非課税枠で保有したい場合は、IB証券という選択肢もあります。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「VID」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約16,900円1,021円約6.05%
7株約118,100円1,021円約0.86%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株だと最低手数料がそのままかかるため負担率は約6.05%と重くなりますが、7株単位のまとめ買いにすると負担率は約0.86%まで下がります。

ビドララを1株だけ買うと、手数料の負担率は約6.05%になります。最低手数料が効くため、まとめて買うほど負担率は下がります。実際の手数料を、口座の画面で確かめられます。

欧州株1,800銘柄以上・9取引所に対応。特定口座あり、NISAは対象外です。配当には現地で源泉税がかかり、手取りは表面の利回りより下がります(本文参照)。

ビドララ株が向く人・向かない人

向く人理由
ガラス容器というニッチな事業に分散投資したい人年間80億本以上の生産能力、顧客は1,600社以上
配当性向の低さを重視する人配当性向25.64%と利益に対する配当割合は抑えられている
7株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.86%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある)
減益の理由をはっきり知りたい人直近12か月の純利益は−25.00%だが、当サイトでは要因を確認できていない
1株単位で少額から買いたい人1株だと手数料負担率が約6.05%と重い

口座開設から最初の1株までの流れは、公式サイトで確かめられます。

開設までの日数は当サイトの解説記事にあります。

ビドララ株のよくある質問

ビドララ株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がマドリード証券取引所(BME)のみのためです。米国預託証券(VDRFF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

なぜ純利益が−25.00%になったのですか?

当サイトでは減益の要因を確認できていません。会社の説明は「需要の弱さと競争の激化」にとどまっており、具体的な要因は公表されていません。推測で理由を補うことはしていません。

イタリア事業の売却は業績とどう関係していますか?

報道によると、ビドララは2024年7月にイタリア事業をVerallia社へ約2億3,000万ユーロで売却しています。ただし、この売却が売上や利益の減少とどう関係するかは当サイトで確認していません。事実として並べているだけで、因果関係を断定するものではありません。

1.7005ユーロの配当は特別配当ですか?

いいえ、特別配当ではありません。2026年2月権利落ちの中間配当1.2318ユーロと、7月権利落ちの補完配当0.4687ユーロを合計した金額です。

まとめ:年80億本を作る会社でも、減益の理由は分かっていない

  • メリット:年間80億本以上の生産能力、顧客は1,600社以上/配当性向25.64%で1株配当1.7005ユーロ(中間+補完、特別配当ではない)/2026年3月にチリのCristalerías Toroを7,500万ユーロで完全買収
  • デメリット:直近12か月の純利益は−25.00%で当サイトでは要因を確認できていない/英国のガス価格上昇による1,370万ユーロの構造改革引当金、ガラス容器の代替素材リスクも指摘される/1株買いの手数料負担率は6.05%と重い
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約16,900円から。7株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.86%

特定口座で確定申告の手間を減らしながら、日本語の画面で欧州株を持つ。その入口です。NISAを優先したい方には、IB証券という選択肢もあります。

口座の種類と開設までの日数は当サイトの解説記事にまとめています。NISAは対象外です。

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を基本とし、公式資料で確認できなかった項目は本文中に出典を明記しています
  • 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月24日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はビドララ社の公表資料および報道に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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この記事を書いた人

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。

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