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この記事の結論
- 2026年9月21日に、欧州の主要な株価指数のいくつかで構成銘柄が入れ替わりました。FTSE100、SMI、ユーロストックス50、FTSE MIBの4指数です
- DAX、AEX、IBEX35は入れ替えなしでした。CAC40本体の結果は、当サイトでは確認できていません
- 入れ替えは、各指数のルールにもとづく定期の見直しの結果です
- 指数の入れ替えは、指数連動の投資信託やETFでは自動で反映されます。個別株を持つ人は、何もする必要はありません
「持っている会社が、指数から外れたと聞いた」。ニュースでそんな話を見て、何か悪いことが起きたのかと心配になった方もいるかもしれません。
9月の第3金曜日(18日)の取引終了後は、欧州の主要な株価指数が、いっせいに見直された日でした。この記事では、どの指数で何が入れ替わったのかを、各指数の運営会社の発表で確認して、1枚の表にまとめます。
9月21日の入れ替え一覧
| 指数 | 加わった会社 | 外れた会社 | 出典(発表日) |
|---|---|---|---|
| DAX(独・40社) | なし | なし | STOXX(2026年9月3日) |
| ユーロストックス50(ユーロ圏・50社) | エンジー、ノキア | ウォルターズ・クルワー、フォルクスワーゲンの優先株 | STOXX(2026年9月1日) |
| FTSE100(英・100社) | イージージェット、イサカ・エナジー | エンテイン、パーシモン(FTSE250へ) | FTSE Russell(2026年9月2日) |
| SMI(スイス・20社) | ガルデルマ、サンド | スイスコム、クーネ・アンド・ナーゲル(SMIMへ) | SIX(2026年7月8日) |
| FTSE MIB(伊・40社) | テクノプローブ | ディアソリン | FTSE Russell(2026年9月2日) |
| IBEX35(西・35社) | なし | なし | BMEの見直し履歴 |
| AEX(蘭・30社) | なし | なし | Euronext(2026年9月8日) |
| CAC40(仏・40社) | 確認できていません | 確認できていません | — |
ユーロストックス50と同時に見直されたSTOXXヨーロッパ50では、バークレイズが加わり、プロサス(オランダ)が外れました(STOXX、2026年9月1日)。
入れ替えは、ルールにもとづく見直しで決まる
指数の入れ替えは、あらかじめ決められたルールにもとづいて行われます。基準は指数ごとに違い、IBEX35は流動性(売買のしやすさ)と規模、FTSE MIBは売買のしやすさと時価総額、ユーロストックス50は浮動株の時価総額をもとに選ばれます。FTSE100とSMIでは、外れた会社は下の階層の指数(FTSE250、SMIM)へ移りました。上場が続かなくなるわけではありません。
また、指数ごとに見直しの頻度が違います。DAX、FTSE100、AEX、FTSE MIB、IBEX35は3か月ごとに、SMIとユーロストックス50は年に1回、9月に見直されます。次の見直しは、DAXが12月3日、AEXが12月8日と発表されています。
個人投資家にとって、何が変わるか
- 指数連動の投資信託・ETFを持っている場合:運用会社が入れ替えを行うため、保有者の手続きは要りません
- 個別株を持っている場合:指数から外れても、株そのものは変わりません。売る理由にはなりません
- これから個別株を選ぶ場合:「指数に入っている」ことが、その会社の良し悪しを示すわけではありません。業績や配当は、会社の資料で確かめるものです
ここからは筆者の考えです。筆者はポルトガル在住で、IBKRの口座から欧州株ETFを中心に保有しています。入れ替えの知らせは、指数に入る・外れることで値動きが起きるかどうかを気にする短期の売買では話題になりますが、長く持つ前提であれば、ほとんど気にしなくてよいと思います。それよりも、自分が持つ指数の中身が、いま何なのかを、年に一度でも確認する習慣のほうが役に立つと考えています。
個別の会社を実際に調べるなら、まず取引できるかどうかを口座の画面で確かめられます。
今回の入れ替えで話題になった会社も、そうでない会社も、取扱いと手数料は口座の画面で確かめられます。
欧州株1,800銘柄以上・9取引所に対応。特定口座あり、NISAは対象外です。最低手数料が効くため、少額の買付では負担率が上がります。
各指数の詳しい内容
当サイトで確認できていないこと
- CAC40本体の2026年9月の見直しの結果(Euronextの発表は、確認できたのはCAC 40 ESGだけで、変更なしでした)
- STOXXヨーロッパ600やほかの指数の入れ替え
- 入れ替えによる、個別の株価への影響(当サイトでは調べていません)
まとめ
- 2026年9月21日に入れ替わったのは、FTSE100・SMI・ユーロストックス50・FTSE MIB
- DAX・AEX・IBEX35は入れ替えなし
- 外れた会社は下の階層の指数へ移るだけ。持っている個別株は、何もしなくてよい
- 指数の中身は、年に一度は確かめる
指数の顔ぶれが分かったら、気になる会社を1つ選んで、実際の手数料も見ておけます。
口座の種類と開設までの日数は当サイトの解説記事にまとめています。NISAは対象外です。
指数に入った銘柄を実際に買いたいときの証券会社の違いは、欧州株が買えるネット証券を比較した記事にまとめました。
この記事の検証方法
- DAX:STOXXの2026年9月3日付の発表。ユーロストックス50・STOXXヨーロッパ50:STOXXの2026年9月1日付の発表
- FTSE100:LSEGの2026年9月2日付の発表。SMI:SIXの2026年7月8日付の発表
- FTSE MIB:FTSE Russellの2026年9月2日付の通知。AEX:Euronextの2026年9月8日付の発表。IBEX35:BMEの見直し履歴
- 外れた会社が移る指数(FTSE250、SMIM)は、各発表の記載にもとづきます。見直しの頻度は、各運営会社の発表にある説明にもとづきます
- 各指数の選び方の説明は、当サイトの各記事(IBEX35、FTSE MIB)と、STOXXの発表にもとづきます
- 記載の内容は2026年9月22日時点のものです
- 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています
この記事を書いた人:Kawa
ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。詳しいプロフィール
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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の内容は2026年9月22日に当サイトが各指数の運営会社の発表で確認したものにもとづいており、構成銘柄は定期的に見直されます。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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