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レコルダーティ株の魅力とリスク|純利益+22%と日本からの買い方【2026年】

レコルダーティ株の魅力とリスク|純利益+22%と日本からの買い方【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • レコルダーティは希少疾患向けの薬を中心に展開するイタリアの製薬会社です
  • 魅力の核心:上半期の営業利益は前年比+26.6%
  • 最大のリスク:報道によると、主力薬シグニフォーの特許は2026年12月に失効する予定です
  • 買うなら:SBI・楽天・マネックスでは買えない→サクソバンク証券で1株 約9,812円から(推奨ロット20株が目安/1株買いは手数料負担率約10.41%と重い)

レコルダーティは、希少疾患向けの薬を中心に展開するイタリアの製薬会社です。同じ医薬品セクターには、ドイツのメルクKGaA(メルク株の魅力とリスク)やバイエルなどがありますが、レコルダーティは希少疾患領域に特化している点が特徴です。

直近12ヶ月の純利益は+22%。2026年上半期の決算でも、営業利益は前年同期比+26.6%、純利益は+24.8%と、増収以上のペースで増益が進んでいます。

希少疾患の薬に強い製薬会社の「今」を、メリット・デメリット・買い方の順に見ていきます。

目次

レコルダーティ株の基本データ(2026年8月22日時点)

株価52.85ユーロ(1株 約9,812円)
52週レンジ43.76 〜 55.15ユーロ
時価総額約108億ユーロ
PER約22.2倍(予想 約19.2倍)
配当利回り2.54%(1株配当 1.34ユーロ)
上場市場イタリア証券取引所(ミラノ)
1年の株価騰落+0.76%

営業利益+26.6%という事実|レコルダーティ株の魅力

上半期売上高は前年比+6.6%、既存事業・為替一定ベースでは+9.1%

2026年上半期の売上高は14億1,080万ユーロで、報告ベースで前年同期比+6.6%、既存事業・為替一定ベースでは+9.1%の増収でした。EBITDAは5億4,020万ユーロ(+8.8%)、利益率は38.3%です(出典:レコルダーティ公式IR)。

投資家にとっては、為替変動を除いた実質的な事業成長がプラスで持続していることを示す数字です。

営業利益+26.6%、純利益+24.8%で増益ペースが加速

上半期の営業利益は4億1,920万ユーロで前年同期比+26.6%、純利益は2億6,970万ユーロで+24.8%でした(出典:同上)。売上の伸び+6.6%を上回るペースで利益が拡大しています。

投資家にとっては、増収以上に増益が進んでいる、つまり収益性そのものが改善している局面にあるということです。

希少疾患薬が牽引:イスツリサ+58%、エンジェイモ+31.1%(会社発表)

会社発表によると、クッシング症候群治療薬イスツリサは+58%、エンジェイモは+31.1%の伸びを記録し、希少疾患向け医薬品が成長を牽引しています。

投資家にとっては、特定の主力薬に依存せず、希少疾患領域の複数の薬が成長ドライバーになっていることを示す材料です。

営業利益率は25.0%から29.7%へ改善(会社発表)

会社発表によると、営業利益率は25.0%から29.7%へ改善しました。2026年通期の売上見通しは27億3,000万〜28億ユーロで据え置かれています(会社発表)。

投資家にとっては、収益性の改善が一時的な現象ではなく、通期見通しにも反映されている状態だということです。

主力薬シグニフォーの特許失効という不確実性|先に知っておきたいリスク

主力薬シグニフォーの特許が2026年12月に失効すると報じられている

報道によると、主力薬シグニフォー(パシレオチド)の特許は2026年12月に失効する予定とされています。

投資家にとっては、現時点の高い利益成長がこの特許失効後も同じペースで続く保証はなく、注視すべき最大のリスクです。

1年の株価騰落は+0.76%とほぼ横ばい、PERは22.2倍(予想19.2倍)

2026年8月22日時点の株価は52.85ユーロで、1年間の騰落率は+0.76%とほぼ横ばいです。実績PERは約22.2倍、予想PERは約19.2倍です。

投資家にとっては、上半期の増益ペース(純利益+24.8%)ほどには株価が評価を切り上げていない、ということです。

イタリアの配当源泉税は最大26%、適用税率は証券会社の手続き次第

イタリアの配当源泉税は最大26%とされ、日伊租税条約を適用できる場合は15%とされています。ただし実際にどちらが適用されるかは証券会社の手続きによるため、口座開設時に必ず確認してください。

投資家にとっては、配当利回り2.54%がそのまま手取りになるとは限らず、税率が確定するまで実質利回りを計算できない、ということです。

1株買いの手数料負担率は10.41%と重い

サクソバンク証券で1株(約9,812円)を購入する場合、手数料は1,021円で、負担率は約10.41%です。20株(約19万6,200円)にまとめると負担率は0.52%まで下がります。

投資家にとっては、少額の1株買いでは手数料が重くのしかかるため、まとめ買いを前提にした資金計画が必要だ、ということです。

レコルダーティは希少疾患向けの薬を中心に展開するイタリアの製薬会社

レコルダーティはイタリアの製薬会社で、希少疾患向けの薬を中心に展開しています。イタリア証券取引所(ミラノ)に上場しており、ティッカーは「REC」です。

同じ医薬品セクターには、ドイツのメルクKGaA(メルク株の魅力とリスク)やバイエルがありますが、レコルダーティは希少疾患領域に特化している点で異なります。

直近の決算では、2026年上半期の売上高は14億1,080万ユーロ(報告ベース+6.6%、既存事業・為替一定ベースでは+9.1%)、EBITDAは5億4,020万ユーロ(+8.8%、利益率38.3%)、営業利益は4億1,920万ユーロ(+26.6%)、純利益は2億6,970万ユーロ(+24.8%)でした(出典:レコルダーティ公式 https://recordati.com/recordati-solid-momentum-of-the-group-continues-first-half-2026-net-revenue-6-6-ebitda-8-8-adjusted-net-income-6-7)。会社発表によると、希少疾患向け医薬品のイスツリサ(+58%)とエンジェイモ(+31.1%)が成長を牽引しており、営業利益率は25.0%から29.7%へ改善しています。

1株配当1.34ユーロと、イタリアの源泉税最大26%

レコルダーティの1株配当は1.34ユーロ、表面利回りは2.54%です。

イタリアの現地源泉税は最大26%とされ、日伊租税条約を適用できる場合は15%に軽減されるとされています。ただし実際にどちらが適用されるかは証券会社の手続き次第のため、口座開設時に必ず確認してください。日本側ではさらに、現地源泉後の金額に20.315%が課税されます。

チャートで今の株価水準を見る

本記事の株価は2026年8月22日時点のものです。発注前に必ず最新の水準を確認してください。

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株価だけでなく、売上や利益、配当の推移も図で確かめたいときは、Simply Wall St という海外の分析サイトが使えます。欧州の上場企業も扱っていて、会社名で検索すると、その会社の財務の推移を一覧で見られます。サイトの画面は日本語にも対応しています。

無料プランでは、銘柄レポートを月5件まで見られます。登録から7日間は有料版の機能を試せます(クレジットカードの登録は不要)。当サイトはSimply Wall Stと提携しており、有料プランの申込みがあると紹介料を受け取ります。

日本から買う方法と、1株あたりの手数料

レコルダーティの上場市場はイタリア証券取引所(ミラノ)のみで、ティッカーは「REC」です。米国預託証券(ADR、ティッカー:RCDTF)も存在しますが、これはOTC(店頭市場)でのみ取引されており、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。

証券会社レコルダーティ株の取扱い
SBI証券× 取扱いなし
楽天証券× 「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記
マネックス証券× 取扱いなし

企業の規模ではなく、上場している市場だけで買えるかどうかが決まります。この仕組みについてはなぜSBI証券・楽天証券では欧州株が買えないのかで詳しく解説しています。

サクソバンク証券で買う流れ

  1. 口座開設を申し込む(オンラインで完結。マイナンバーと本人確認書類が必要)
  2. 審査・口座開設を待つ(通常は数営業日)
  3. 日本円を入金する
  4. ユーロに両替する
  5. ティッカー「REC」で検索し、株数を指定して発注

手数料(サクソバンク証券クラシック)

買う株数約定金額の目安手数料負担率
1株約9,812円1,021円約10.41%
20株約19万6,200円1,021円約0.52%

手数料は約定金額の0.132%、最低5.5ユーロ(約1,021円)です。1株買いは手数料負担率が約10.41%と重くなるため、20株単位のまとめ買いが目安です。

レコルダーティを1株だけ買うと、手数料の負担率は約10.41%になります。最低手数料が効くため、まとめて買うほど負担率は下がります。実際の手数料を、口座の画面で確かめられます。

欧州株1,800銘柄以上・9取引所に対応。特定口座あり、NISAは対象外です。配当には現地で源泉税がかかり、手取りは表面の利回りより下がります(本文参照)。

レコルダーティ株が向く人・向かない人

向く人理由
希少疾患領域の医薬品に投資したい人イスツリサ・エンジェイモなど希少疾患薬が成長を牽引
ユーロ建てで医薬品セクターを分散したい人イタリア証券取引所(ミラノ)上場・ユーロ建て
20株単位でまとめ買いできる人手数料負担率が約0.52%まで下がる
向かない人理由
NISAの非課税で持ちたい人サクソバンク証券はNISA非対応(IB証券という選択肢もある)
配当の実質利回りを事前に確定させたい人源泉税率は証券会社の手続き次第で、口座開設まで確定しない
特許失効リスクを避けたい人主力薬シグニフォーの特許は2026年12月に失効すると報じられている

口座開設から最初の1株までの流れは、公式サイトで確かめられます。

開設までの日数は当サイトの解説記事にあります。

レコルダーティ株のよくある質問

レコルダーティ株はSBI証券や楽天証券で買えますか?

買えません。上場市場がイタリア証券取引所(ミラノ)のみのためです。米国預託証券(RCDTF)はOTC市場のみの扱いで、楽天証券は「OTC市場の銘柄は新規の買付けを受け付けておりません」と明記しています。

1株買いの手数料負担率はどれくらいですか?

1株約9,812円から購入できます。ただし手数料負担率は1株で約10.41%と重いため、20株単位(約19万6,200円)でのまとめ買いが目安です。

主力薬シグニフォーの特許失効はいつですか?

報道によると、主力薬シグニフォー(パシレオチド)の特許は2026年12月に失効する予定とされています。現時点の高い利益成長(営業利益+26.6%、純利益+24.8%)がこの特許失効後も同じペースで続く保証はなく、注視すべきリスクです。

NISAで保有できますか?

サクソバンク証券はNISAに対応していません。特定口座または一般口座での取引となります。NISAの非課税枠で欧州株を持ちたい場合は、IB証券という選択肢もあります。

米国ADR(RCDTF)とレコルダーティ本体の株(REC)はどう違いますか?

RCDTFは米国のOTC(店頭市場)でのみ取引される預託証券で、ニューヨーク証券取引所にもナスダックにも上場していません。日本の証券会社ではOTC銘柄を扱っていないため、イタリア証券取引所(ミラノ)に上場する本体の株(REC)を、サクソバンク証券などの海外株取扱い証券会社で買う必要があります。

まとめ:増益は加速、特許失効という先の不確実性

  • メリット:上半期営業利益+26.6%・純利益+24.8%/希少疾患薬(イスツリサ+58%、エンジェイモ+31.1%)が成長を牽引/営業利益率は25.0%から29.7%へ改善
  • デメリット:主力薬シグニフォーの特許は2026年12月に失効すると報道/1年の株価騰落は+0.76%とほぼ横ばいでPERは22.2倍/イタリアの配当源泉税は最大26%で適用税率は証券会社の手続き次第
  • 買い方:SBI・楽天・マネックスでは買えず、サクソバンク証券なら1株約9,812円から。20株単位のまとめ買いで手数料負担率は約0.52%

特定口座で確定申告の手間を減らしながら、日本語の画面で欧州株を持つ。その入口です。NISAを優先したい方には、IB証券という選択肢もあります。

口座の種類と開設までの日数は当サイトの解説記事にまとめています。NISAは対象外です。

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 株価・為替レートは本文記載の基準日に実測した値です
  • 業績・配当は企業の公式IR資料(一次資料)を出典としています
  • 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記載の株価・為替レート・手数料・税制は2026年8月22日時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。業績数値はレコルダーティ社の公表資料に基づきます。実際の取引条件および税務の取扱いは、各証券会社の公式サイトおよび税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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この記事を書いた人

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。

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