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この記事の結論
- サクソバンク証券クラシック口座の公式手数料表(2026年8月19日版)には、欧州の9取引所が載っています。独・仏・英・伊・西・瑞・丁の7つに加えて、ユーロネクスト・アムステルダム(オランダ)とナスダック・ストックホルム(スウェーデン)が入っています(2026年9月11日確認)
- アムステルダムとストックホルムの手数料は0.132%・最低5.5ユーロ/66スウェーデンクローナ。当サイトの記事はまだこの2市場の銘柄を扱っていませんが、手数料表に載っている以上、「買えるか確認できていない」市場ではなくなりました
- リスボン・ブリュッセル・オスロ・ヘルシンキ・ウィーンなどは引き続き手数料表に載っておらず、当サイトでは買えるかどうか確認できていません
- ただしASMLはNASDAQ、フィリップスとスポティファイはNYSEに米国直接上場しているため、SBI証券などでも買えます
- 欧州ETF経由でも間接的に持てます。VGKの最大構成銘柄はASML(4.83%・2026年8月時点)です
※この記事は2026年9月11日に書き直しました。公開時(2026年8月)はアムステルダムとストックホルムを「手数料表に記載がなく確認できていない」としていましたが、サクソバンク証券の公式手数料表(2026年8月19日更新版)に両取引所が載っていることを確認しました。結論が変わりましたので、お詫びして訂正します。
当サイトはヨーロッパ株を扱うブログですが、記事の中で個別株として実際に扱っているのは、ドイツ・フランス・イギリス・イタリア・スペイン・スイス・デンマークの7か国が中心です。「ASMLは?」「H&Mは?」とオランダやスウェーデンの企業を探してこのサイトにたどり着いた方もいると思います。この記事では、なぜこの7か国が中心になっているのかを、当サイトの正直な立場として説明します。
先に結論だけ言うと、当サイトがこの7か国を基準にしているのは、記事の軸として使っているサクソバンク証券クラシック口座の公式手数料表に、この7つの取引所しか載っていないためです。裏を返せば、手数料表に載っていない市場については「買えるかどうか、当サイトでは確認できていない」というのが正確な立場です。「買えません」と言い切ることはしません。確認できていない、というだけです。
サクソバンク証券が扱う欧州9取引所(手数料率と最低手数料)
まず、公式手数料表に載っている欧州の取引所と、その手数料率・最低手数料をまとめます。サクソバンク証券の公式手数料表(2026年8月19日更新版を2026年9月11日に当サイトが確認)にもとづきます。当サイトが記事で扱ってきたのは上の7か国ですが、表には下の2市場も載っています。
| 取引所 | 国 | 手数料率 | 最低手数料 |
|---|---|---|---|
| フランクフルト(Xetra) | ドイツ | 0.088% | 3.30ユーロ |
| ユーロネクスト・パリ | フランス | 0.088% | 2.20ユーロ |
| ロンドン | イギリス | 0.088% | 3.30ポンド |
| イタリア(ミラノ) | イタリア | 0.132% | 5.50ユーロ |
| マドリード | スペイン | 0.132% | 5.50ユーロ |
| SIXスイス | スイス | 0.132% | 5.50フラン |
| ナスダック・コペンハーゲン | デンマーク | 0.132% | 38.50デンマーククローネ |
| ユーロネクスト・アムステルダム | オランダ | 0.132% | 5.50ユーロ |
| ナスダック・ストックホルム | スウェーデン | 0.132% | 66スウェーデンクローナ |
当サイトが「サクソバンク証券の取扱範囲」を判断する根拠は、公式の手数料表に載っているかどうかです。8月に確認したときは7取引所と読み取っていましたが、9月11日に現行の表を見直したところ、アムステルダムとストックホルムの2行が載っていました。これは当サイトが実測した数値ではなく「一次資料に載っている・載っていない」という確認にもとづく整理で、表に載っていない取引所が実際には取り扱われている可能性も否定はできません。そもそもなぜSBI証券や楽天証券では欧州株が買えないのかという根本の理由は、別の記事でまとめています。
この記事で気になった銘柄が実際に取引できるかを、口座の画面で確かめられます。
欧州株1,800銘柄以上・9取引所に対応。特定口座あり、NISAは対象外です。最低手数料が効くため、少額の買付では負担率が上がります。
アムステルダムとストックホルムは手数料表に載った——残る「確認できていない」市場
アムステルダム(オランダ)にはASML、ハイネケン、アディエン、プロサス、ING、ユニリーバなどが、ストックホルム(スウェーデン)にはH&M、ボルボ、アトラスコプコ、インベスターAB、エリクソンなどが上場しています。この2市場は現行の手数料表に載っています(料率0.132%、最低手数料はアムステルダム5.50ユーロ・ストックホルム66スウェーデンクローナ)。当サイトはまだこれらの企業を記事にしていませんが、「買えるか確認できていない」と書いていた根拠はなくなりました。一方、オスロ(ノルウェー)、ヘルシンキ(フィンランド)、ブリュッセル(ベルギー)、リスボン(ポルトガル)、ウィーン(オーストリア)、ワルシャワ(ポーランド)、アテネ(ギリシャ)などは引き続き手数料表に載っておらず、当サイトでは確認できていない市場です。アムステルダムの代表的な30社の顔ぶれと、会社の国による配当税の違いはAEXの30社を国別に確認した記事で確認できます。スウェーデンの代表的な30社はOMXS30の30社を調べた記事で確認できます。デンマークの代表的な25銘柄はOMXC25の構成銘柄を調べた記事にまとめています。
ここで大切なのは、載っていない市場について「買えない」と断定しないことです。当サイトが言えるのは、手数料表に記載がないため買えるかどうかを確認できていない、というところまでです。これらの企業の業績や株価については当サイトでは扱いませんが、社名として挙げたとおり、日本人にもなじみのある企業が並んでいるのは事実です。買いたい場合は、サクソバンク証券に直接お問い合わせいただくのが確実です。問い合わせ窓口は同社の公式サイトにあります。
それでも買える3つの入り口
手数料表の外側にある市場でも、企業によっては別の入り口から買えることがあります。当サイトで確認できている範囲を3つ挙げます。
- 米国に直接上場している会社なら、SBI証券などでも買えます。ASML(オランダ)はNASDAQに直接上場しています。フィリップス(オランダ)とスポティファイ(スウェーデン籍)はNYSEに直接上場しています。日本人が知る欧州ブランドの株が買える・買えないをまとめた記事でも、この米国直接上場のパターンを扱っています。オランダやスウェーデンの大企業には、実はこの米国上場組が少なくありません
- 欧州ETF経由なら、間接的に持てます。VGK(バンガード・FTSEヨーロッパETF)のような欧州ETFには、オランダやスウェーデンの企業も組み入れられています。VGKの最大構成銘柄はASML(4.83%・2026年8月時点)です。ETF1本を持つだけで、手数料表の外側にある大企業にも間接的に触れられます。VGKと、筆者が実際に保有しているVEURの違いはこちらの記事で、ETFと個別株のどちらで買うかはこちらの記事で整理しています
- 証券会社によって、取扱市場は異なります。インタラクティブ・ブローカーズ証券など、サクソバンク証券より取扱市場が広いとされる会社もあります。ただし当サイトは各社の取扱市場を網羅的に確認できているわけではないため、「この会社ならオランダ株が買える」と断定はしません。欧州株が買えるネット証券を比較した記事もあわせてご覧ください
筆者自身はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州ETFを中心に保有しています。この経験からも、証券会社ごとに取扱範囲がまったく違うことは実感しています。だからこそ、「この会社なら買える」という断定は避け、気になる会社があれば直接問い合わせて確認することをおすすめします。
まとめ:買えない国より、買える入り口を知る
- サクソバンク証券の公式手数料表(2026年8月19日版)に載っている欧州の取引所は9つ。当サイトが記事で扱ってきた7か国(独・仏・英・伊・西・瑞・丁)に加え、アムステルダムとストックホルムが載っています(2026年9月11日確認)
- リスボン・ブリュッセル・オスロ・ヘルシンキ・ウィーンなどは手数料表になく、当サイトでは買えるかどうか確認できていません。買いたい場合はサクソバンク証券に直接お問い合わせください
- ただしASML・フィリップス・スポティファイは米国直接上場なのでSBI証券などで買えます
- 欧州ETF経由でも間接的に持てます(VGKの最大構成銘柄はASML)
- 証券会社によって取扱市場は異なるため、断定はできません
「買えない国がある」ことより、「買える入り口が複数ある」ことを知っているほうが役に立つと思います。
特定口座で確定申告の手間を減らしながら、日本語の画面で欧州株を持つ。その入口です。NISAを優先したい方には、IB証券という選択肢もあります。
口座の種類と開設までの日数は当サイトの解説記事にまとめています。NISAは対象外です。
この記事の検証方法
- サクソバンク証券クラシック口座の9取引所の手数料率・最低手数料は、同社公式サイトの手数料表を2026年8月13日に当サイトが確認した内容です
- 手数料表に載っていない取引所(アムステルダム・ストックホルムなど)については、「当サイトでは買えるかどうかを確認できていない」という立場で書いており、「買えない」という断定はしていません
- ASMLのNASDAQ上場、フィリップス・スポティファイのNYSE上場は、各社の公式サイト・上場先取引所の情報にもとづきます
- VGKの構成銘柄比率(ASML4.83%)は2026年8月時点でバンガード公式サイトの保有銘柄情報を確認したものです
- 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の商品を保有しているとは限りません)
この記事を書いた人:Kawa
ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。詳しいプロフィール
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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。記載の手数料率・最低手数料・構成銘柄比率は本文記載の各時点で確認した情報に基づいており、変更される場合があります。個別の取扱市場についてはサクソバンク証券に直接ご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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