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この記事の結論
- DAX(ドイツ株価指数)は、フランクフルト証券取引所に上場する40銘柄で構成されるドイツを代表する株価指数です
- 下表は、DAXの構成銘柄のうち当サイトが個別記事で扱っている企業です(当サイトのドイツ株の記事には、DAX構成銘柄ではない企業も含まれます)
- DAX連動のETF・投資信託を買えば40社に分散できますが、個別企業を選んで投資することはできません
- 「ラインメタルの防衛需要」のような個別テーマに賭けたいなら、個別株を直接買う必要があります
「DAXとは何か」「DAXにはどんな企業が入っているのか」を調べている人向けに、DAX(ドイツ株価指数)の基本情報と、DAXの構成銘柄のうち当サイトが個別記事で扱っている企業を一覧にまとめました。
この記事では、DAXの構成銘柄数や算出方法といった基礎知識に加え、「指数に投資するか、構成銘柄を直接買うか」という判断のポイントまで解説します。DAX自体の現在値や過去のリターンは日々変動するため本記事では扱わず、指数運営会社の公表情報と当サイトの実測データに基づく内容のみを掲載しています。
DAXとは
DAX(ダックス)は、フランクフルト証券取引所(Prime Standard/Xetra)に上場するドイツを代表する40銘柄で構成される株価指数です。もともとは30銘柄でしたが、2021年9月20日に40銘柄へ拡大されました。
算出方法はフリーフロート調整の時価総額加重で、個別銘柄の構成比には上限15%のルールが設けられています。算出開始は1988年7月1日(基準日1987年12月30日=1,000)で、指数の運営はドイツ取引所グループ傘下のSTOXX Ltd.が行っています。
DAXの上位はSAP・シーメンス・アリアンツ・ドイツテレコムなどの大手企業が占めているとされています(具体的な構成比率は出典によって数値が食い違うため、本記事では掲載していません)。
DAXに入っている、日本から買える企業
下表は、DAXの構成銘柄のうち当サイトで個別記事にしている企業です(当サイトのドイツ株の記事には、DAX構成銘柄ではない企業も含まれます)。1株の目安は各記事で実測した2026年8月13〜14日時点の値です。企業名から個別記事に進むと、株価の推移や業績の詳細を確認できます。
| 企業 | 業種 | 1株の目安 |
|---|---|---|
| ラインメタル | 防衛 | 約21万4,000円 |
| アディダス | スポーツ用品 | 約2万9,300円 |
| BMW | 自動車 | 約1万800円 |
| バイエル | 製薬・化学 | 約8,830円 |
| アリアンツ | 保険 | 約8万500円 |
| シーメンス | 電機・インフラ | 約5万2,200円 |
| フォルクスワーゲン | 自動車 | 約1万3,400円 |
| メルセデス・ベンツ | 自動車 | 約8,350円 |
| ポルシェ | 自動車 | 約8,070円 |
| インフィニオン | 半導体 | 約1万1,490円 |
| ミュンヘン再保険 | 再保険 | 約9万3,700円 |
| BASF | 化学 | 約9,220円 |
| ドイツテレコム | 通信 | 約5,230円 |
| MTUエアロエンジンズ | 航空エンジン | 約6万9,300円 |
あらためて見ると、BMW・フォルクスワーゲン・メルセデス・ベンツ・ポルシェの自動車4社がDAX構成銘柄の中でも大きなまとまりを作っていることが分かります。自動車株だけをまとめて比較したい場合は自動車株比較記事を参照してください。当サイトで扱う銘柄すべての詳しい株価・PER・配当利回りを一覧で見たい場合は、ドイツ株の買い方まとめ記事にまとめています。
この記事で気になった銘柄が実際に取引できるかを、口座の画面で確かめられます。
欧州株1,800銘柄以上・9取引所に対応。特定口座あり、NISAは対象外です。最低手数料が効くため、少額の買付では負担率が上がります。
指数に投資するか、構成銘柄を直接買うか
DAXに連動するETFや投資信託が存在します。これらを1本買えば、DAX構成銘柄40社にまとめて分散投資できるのが最大のメリットです。個別企業を1社ずつ選ぶ手間がなく、ドイツ経済全体の値動きに乗りたい人には合理的な選択肢になります(※具体的な銘柄名・ティッカー・経費率は本記事では扱いません。証券会社の商品ラインナップでご確認ください)。
一方で、指数連動のETF・投資信託には個別企業を選べないという制約があります。例えば「ラインメタルの防衛需要の拡大に賭けたい」と考えても、DAX全体を買うということは、同時に他の39社も一緒に買うことを意味します。防衛需要という特定のテーマに集中して投資したいのであれば、指数を通した投資では期待するリターンが薄まってしまいます。
逆に「特定の企業ではなく、ドイツ経済全体に薄く広く乗りたい」という方針であれば、個別株を何社も選んで管理するよりも、ETFや投資信託のほうが手間もリスクも抑えやすく合理的です。
個別株を直接買う場合は、上記の銘柄がいずれもフランクフルト証券取引所に上場しているため、この市場に対応した証券会社が必要です。日本の大手ネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券など)では取り扱いがなく、当サイトが案内しているサクソバンク証券のような欧州株に対応した証券会社での口座開設が必要になります。証券会社ごとの違いは欧州株の証券会社比較記事、欧州株全般のメリット・デメリットは欧州株投資のメリット・デメリット記事を参照してください。
指数そのものの値動きだけを取引する方法もあります。DMM CFD(A8.net経由、2026年9月に当サイトで提携開始)は、ドイツDAX先物を参照原資産とする「ドイツ40」というCFD(差金決済取引)を扱っており、DAXの値動きに、少ない証拠金で投資できます。証拠金は取引額の10%以上(レバレッジ10倍が上限)です。
CFDにはETFにはないリスクがあります。証拠金維持率が50%を下回ると自動的に決済(自動ロスカット)されますが、相場が急変した場合は、この決済が間に合わず、損失が預けた証拠金を上回ることがあります。ポジションを翌営業日に持ち越すと、金利調整額(スワップ)が原則として毎営業日発生し、長く持つほどコストがかさみます。DMM CFDが扱うのは指数のCFDのみで、DAXの構成銘柄を個別株のCFDで取引することはできません(個別の欧州株のCFDは別記事で扱っています)。
ドイツ40の証拠金やスプレッドは、口座の画面で確かめられます。
指数CFD3銘柄(ドイツ40・ユーロ50・イギリス100)を扱う口座です。証拠金は取引額の10%以上、相場急変時は証拠金を超える損失が出ることがあります。
DAXの注意点
自動車株のまとまりが大きい
DAXは個別銘柄の構成比に上限15%というルールがあるため、1社だけが指数を大きく左右する構造ではありません。ただし、当サイトで扱う銘柄で見るとBMW・フォルクスワーゲン・メルセデス・ベンツ・ポルシェの自動車4社が含まれており、業種としてのまとまりは大きめです。ドイツ経済の中でも自動車産業の動向がDAX全体の値動きに影響しやすい構造だといえます。
個別銘柄は現地取引所上場のため国内大手ネット証券では買えない
DAX構成銘柄はドイツのフランクフルト証券取引所に上場しており、米国のニューヨーク証券取引所やナスダックには上場していません。そのため、DAX構成銘柄を個別株として買いたい場合、SBI証券・楽天証券・マネックス証券では取り扱いがなく、サクソバンク証券のような欧州株に対応した証券会社が必要です。詳しい買い方はドイツ株の買い方まとめ記事で解説しています。
よくある質問
DAXとは何ですか?初心者向けに教えてください。
DAXは、フランクフルト証券取引所に上場するドイツの主要企業40社で構成される株価指数です。日本の日経平均株価のドイツ版のような位置づけで、フリーフロート調整の時価総額加重方式で算出されています。1988年7月1日に算出が始まり、運営はドイツ取引所グループ傘下のSTOXX Ltd.が行っています。
DAXに投資するにはどうすればいいですか?
方法は大きく2つあります。1つはDAXに連動するETFや投資信託を買う方法で、40社にまとめて分散投資できますが個別企業は選べません。もう1つは、DAX構成銘柄の中から気になる企業を個別株として直接買う方法です。個別株はフランクフルト証券取引所に上場しているため、サクソバンク証券のような欧州株に対応した証券会社での口座開設が必要になります。
当サイトで扱う銘柄以外にもDAX構成銘柄はありますか?
あります。DAXは40銘柄で構成されており、当サイトで個別記事にしているのはその一部です。DAXの上位はSAP・シーメンス・アリアンツ・ドイツテレコムなどが占めているとされていますが、SAPなど当サイトで個別記事にしていない銘柄については本記事では扱っていません。
まとめ
- DAXはフランクフルト証券取引所に上場する40銘柄で構成される、ドイツを代表する株価指数(2021年9月20日に30銘柄から拡大)
- 1988年7月1日に算出開始、運営はSTOXX Ltd.(ドイツ取引所グループ)
- 当サイトで個別記事にしているドイツ株の中には、DAXの構成銘柄も含まれています(DAX構成銘柄ではない企業の記事もあります)
- 指数連動のETF・投資信託なら40社に分散できるが、個別企業は選べない
- 特定企業に投資したいなら、フランクフルト証券取引所に対応したサクソバンク証券などで個別株を直接買う
用途別:こんな人はこう買う
| こんな人は | やり方 |
|---|---|
| ドイツ経済全体に薄く分散して乗りたい | DAXに連動するETF・投資信託を検討する(取扱いは各証券会社でご確認ください) |
| 特定企業(防衛・自動車など)に投資したい | 個別株をサクソバンク証券などで直接買う |
| ドイツ株の株価・特徴を先に知りたい | ドイツ株の買い方まとめ記事の一覧表を確認する |
| 自動車株だけを比較したい | 欧州自動車株比較記事を確認する |
特定口座で確定申告の手間を減らしながら、日本語の画面で欧州株を持つ。その入口です。NISAを優先したい方には、IB証券という選択肢もあります。
口座の種類と開設までの日数は当サイトの解説記事にまとめています。NISAは対象外です。
2026年9月の見直し:DAXは変更なし
STOXXが2026年9月3日に発表した定期の見直しでは、DAXの構成に変更はありません(効力は2026年9月21日)。変更があったのはMDAX・SDAX・TecDAXです。次の見直しの予定は2026年12月3日です。
この記事の検証方法
- 指数の構成銘柄数・算出方法・開始年は指数運営会社の公表情報で確認しています
- 構成比率(ウェイト)は日々変動し、出典によって数値が食い違うため本記事では掲載していません
- 個別銘柄の株価・配当は当サイトの個別記事で実測した値です(基準日は各記事に記載)
- 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)
- DAXの見直しは、STOXXの2026年9月3日付の発表で2026年9月22日に当サイトが確認しました
- DMM CFDの取扱銘柄・証拠金率・リスクの説明は、公式サイトの銘柄一覧とリスク説明で、2026年9月24日に確認しました
この記事を書いた人:Kawa
ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。詳しいプロフィール
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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の指数・銘柄・証券会社の利用を推奨するものではありません。記載の指数情報は指数運営会社の公表情報に基づき、個別銘柄の株価は2026年8月13〜14日時点で当サイトが確認した情報に基づいており、いずれも変更される場合があります。各証券会社の取扱商品は変更される可能性があるため、口座開設および取引の前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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