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ドイツ株の買い方|SBI・楽天で買える?買える証券会社と51銘柄【2026年】

ドイツ株の買い方|SBI・楽天で買える?買える証券会社と51銘柄【2026年】

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

この記事の結論

  • ドイツ株は、SBI証券・楽天証券・マネックス証券では取り扱っていません。野村證券のオンライン(ドイツ株66銘柄、うち64銘柄にNISA成長投資枠の表示)とサクソバンク証券(Xetra)で購入でき、大和証券も店舗・電話で扱っています(2026年10月12日確認)
  • 当サイトで扱うドイツ株は銘柄数で国別では最多。自動車・防衛・保険・化学など業種の幅も広い
  • BMW・フォルクスワーゲン・メルセデス・ベンツの自動車3社は配当利回り7%台と高水準だが、現地源泉税26.375%で手取りは目減りする
  • サクソバンクの手数料は約定金額の0.088%・最低3.30ユーロ。1株1万円前後の銘柄は複数株まとめ買いが現実的

「ドイツ株に興味はあるけど、どこで買えて何を買えばいいか分からない」という人向けに、当サイトが実際に取り扱っているドイツ株の銘柄を一覧にまとめました。BMW・フォルクスワーゲン・メルセデス・ベンツといった自動車大手から、ラインメタルのような防衛関連、BASFやシーメンスといった重工業まで、ドイツは当サイトで最も銘柄数が多い国です。

この記事では、ドイツ株がどこで買えるのか、当サイトで扱う銘柄の株価・PER・配当利回り、買い方の手順、そして配当にかかる重い源泉税といった注意点までを、実測データをもとに解説します。

目次

ドイツ株はどこで買えるのか

ドイツを代表する企業の多くはフランクフルト証券取引所(Xetra)に上場しています。BMWやシーメンスのような世界的な企業であっても、米国のニューヨーク証券取引所やナスダックには上場していないため、SBI証券・楽天証券・マネックス証券では取り扱っていません。

国内の証券会社では、野村證券がオンラインサービスでドイツ取引所(Xetra)の株を扱っています。野村が選んだ66銘柄で、1株から買え、買い注文は指値のみです。66銘柄のうち64銘柄にNISA成長投資枠の表示があり(表示がないのはセコノミーとiシェアーズ・コア・ユーロ・ストックス50)、野村證券は2024年8月19日の注文分からドイツ株のNISAでの取引を始めています。費用は国内の手数料(最大1.045%。売買代金75万円以下は最大7,810円。オンラインの注文は20%割引)に、現地の手数料と税金が別にかかります。ドイツの現地手数料の額と、ログインが要るオンラインの注文画面・為替の費用は、当サイトでは確認できていません。NISAで持っても、ドイツで差し引かれる配当の税金は非課税にならず、外国税額控除の対象にもならないと野村證券は説明しています。

大和証券も、ドイツを含む欧州13か国の株を店舗と電話で扱っています(国内の取次手数料は最大0.99%、別に現地の手数料)。個々の銘柄の取扱いと、NISAで買えるかは、当サイトでは確認できていません。出典:野村證券「外国株式」・「お取引のルール」・「NISA取扱い開始」・株価検索(ドイツ)、大和証券「欧州株」(2026年10月12日確認。広告ではありません)。

サクソバンク証券なら、Xetra上場のドイツ株を日本から直接購入できます。手数料は約定金額の0.088%、最低手数料3.30ユーロ(約606円)です。約定金額が小さい取引ほど、実質的にこの最低手数料が適用されやすくなります。 サクソバンク証券の使い勝手や注意点は評価とデメリットの記事、口座の作り方は口座開設の記事で整理しています。

当サイトで扱うドイツ株の一覧

当サイトで個別記事にしているドイツ株の一覧です。株価・PER・配当利回りは各記事で実測した2026年8月13〜14日時点の値です。銘柄名から個別記事に進むと、株価の推移や業績の詳細を確認できます。表の銘柄のうち、野村證券のオンラインの一覧(66銘柄)にないのは、コメルツバンク・ザルツギッター・ハノーバー再保険・クローネス・フィールマン・イエノプティック・シクストの7銘柄です(ヘンケルはHEN3、ポルシェはP911で、いずれも優先株。2026年10月12日確認)。

銘柄1株の目安PER配当利回り特徴
ラインメタル約21万4,000円約75.2倍約0.99%防衛関連の中核銘柄
アディダス約2万9,300円約20.5倍約1.76%スポーツ用品大手
BMW約1万800円約5.69倍約7.49%自動車大手、配当利回りが高水準
バイエル約8,830円算出不可(最終赤字)約0.23%医薬・アグロ大手
アリアンツ約8万500円約14.4倍約3.90%欧州最大級の保険グループ
シーメンス約5万2,200円約28.0倍約1.88%総合電機大手
フォルクスワーゲン約1万3,400円約7.0倍約7.2%自動車大手、配当利回りが高水準
メルセデス・ベンツ約8,350円約8.93倍約7.70%自動車大手。配当利回りは約7.70%
ポルシェ約8,070円約47.5倍約2.30%高級車メーカー
インフィニオン約1万1,490円実績約68.6倍/予想約24.9倍約0.56%半導体大手
ミュンヘン再保険約9万3,700円約9.96倍約4.71%世界最大級の再保険会社
BASF約9,220円約21.7倍約4.49%化学の世界最大手
ドイツテレコム約5,230円約15.9倍約3.52%通信大手
MTUエアロエンジンズ約65,400円約20.4倍約1.00%航空機エンジン整備大手
RWE約10,600円約12.7倍約2.09%—
シーメンス・エナジー約28,500円約49.9倍約0.46%—
E.ON約3,232円約13.5倍約3.27%—
DHLグループ約10,400円約17.1倍約3.39%—
ヘンケル約14,100円約16.0倍約2.73%—
プーマ約4,645円算出不可(純損失)無配—
メルク(ドイツ)約25,600円約25.3倍約1.59%—
バイヤスドルフ約14,800円約18.6倍約1.25%—
ドイツ取引所約52,500円約24.4倍約1.48%—
コンチネンタル約12,800円算出不可(直近12ヶ月は純損失)約3.98%—
ダイムラートラック約8,435円約32.2倍約4.20%—
ハイデルベルク・マテリアルズ約29,600円約13.9倍約2.28%—
ボノビア約3,724円約4.7倍約6.27%—
シムライズ約16,700円約50.9倍約1.43%—
シーメンス・ヘルスイニアーズ約7,464円約20.4倍約2.50%—
コメルツバンク約7,243円約15.0倍約2.82%—
ザルツギッター約9,794円約50.2倍約0.39%—
ザルトリウス(優先株)約45,800円約78.1倍約0.32%—
ツァランド約4,229円約61.8倍無配—
フレゼニウス約8,652円約16.8倍約2.26%—
ハノーバー再保険約46,600円約11.1倍約4.98%—
ルフトハンザ約1,413円約13.6倍約4.34%—
フラポート約11,700円約15.0倍約1.59%—
クノールブレムゼ約19,100円約28.2倍約1.85%—
ブレンタッグ約11,200円約24.0倍約3.14%—
ホッホティーフ約79,400円約36.2倍約1.54%データセンター受注168億ユーロ。株価は1年で+93.14%
キオン約7,631円約14.0倍約1.51%フォークリフト大手。配当は0.82→0.62ユーロへ減配
クローネス約21,500円約12.5倍約2.42%飲料の製造ライン。受注残高41.9億ユーロ
GEA約12,400円約24.5倍約1.95%食品・飲料向けの加工機械。毎年5セント増配の方針
ラショナル約119,600円約27.00倍約2.48%(通常配当のみ)業務用オーブン世界シェア50%超。日本法人は1992年設立
CTSエベンティム約11,000円約18.52倍約2.43%チケット販売。2025年は減益、2026年は13.3%の減配
タランクス約23,000円約12.15倍約2.91%保険。ハノーバー再保険の議決権50.2%を持つ親会社
フィールマン約7,205円約16.11倍約3.61%メガネ小売1,300店。純利益は約34%増でも株価は−30.41%
カールツァイス・メディテック約5,890円約22.89倍約1.73%眼科・手術用医療機器。増収でも減益で、配当は2年で1.10→0.55ユーロ
イエノプティック約7,339円約25.58倍約1.01%光学。減収減益でも株価は1年で+124%。半導体向けの受注急増が背景
ベヒトレ約6,849円約18.13倍約1.90%ITシステムハウス。受注は前年比+25.5%で受注残高は過去最高水準
シクスト約13,600円約11.20倍約4.37%レンタカー(普通株SIX2)。利回りは高いが1株配当の振れ幅が大きい

※2026年8月21日以降に追加した銘柄の株価は同日時点の実測値です。

あらためて見ると、BMW・フォルクスワーゲン・メルセデス・ベンツの自動車3社は配当利回りが7%台と際立って高く、一方でラインメタルやMTUエアロエンジンズといった防衛関連は利回りが1%前後にとどまり成長期待が株価に織り込まれています。同じドイツ株でも銘柄によって性格が大きく異なることが分かります。

ドイツが実際に取引できるか、手数料はいくらかを、口座の画面で確かめられます。

欧州株1,800銘柄以上・9取引所に対応。特定口座あり、NISAは対象外です。配当には現地で源泉税がかかり、手取りは表面の利回りより下がります(本文参照)。

サクソバンク証券でのドイツ株の買い方(4ステップ)

  1. 口座開設:サクソバンク証券で口座を開設します。オンラインで完結し、審査には数日かかります。
  2. 入金:日本の銀行口座から証券口座に日本円を入金します。
  3. 両替:口座内で日本円をユーロに両替します。ドイツ株はユーロ建てで取引されるため必須の手順です。
  4. 発注:ドイツ株のティッカー(銘柄コード)を検索し、株数を指定して注文を出します。取引所はXetraを選択します。

ドイツ株ならではの注意点

配当の現地源泉税が26.375%と重い

ドイツ株の配当には26.375%の現地源泉税がかかります。日独租税条約の限度税率は15%のため、本来は15%を超える11.375%分を取り戻せる仕組みがありますが、これは日本の外国税額控除の対象外です。取り戻すにはドイツの税務当局BZStへ直接請求する必要があり、2023年1月1日以降は電子提出が必須、請求期限は暦年末から4年以内です。この手続きをしない場合、日本側でも源泉徴収後の金額にさらに20.315%が課税されるため、手取りの概算は次の式になります。

手取り利回りの概算式:表面利回り ×(1−現地税率)× 0.79685

例えばメルセデス・ベンツの表面利回り約7.70%であれば、7.70% ×(1−0.26375)× 0.79685 ≒ 約4.52%が手取りの目安です。国別の税率差は配当税の国別比較記事で確認できます。

最低手数料3.30ユーロを踏まえた買い方が必要

サクソバンクの手数料は約定金額の0.088%・最低3.30ユーロ(約606円)です。BMW(約1万800円)やメルセデス・ベンツ(約8,350円)、BASF(約9,220円)のように1株1万円前後の銘柄を1株だけ買うと、手数料の負担率が相対的に高くなります。複数株をまとめて購入するほうが手数料負担率を抑えやすくなります。

自動車と防衛、対照的な2つのテーマがある

ドイツ株の中では、BMW・フォルクスワーゲン・メルセデス・ベンツの自動車3社と、ラインメタル・MTUエアロエンジンズの防衛関連2社が対照的な位置づけです。自動車3社は配当利回りが7%台と高い一方、防衛関連2社は配当利回りが1%前後にとどまります。自動車4社をまとめて比較したい場合は自動車株比較記事、防衛関連は防衛株比較記事を参照してください。

よくある質問

SBI証券や楽天証券でドイツ株は買えますか?

買えません。ドイツ企業の多くはフランクフルト証券取引所に上場しており、米国市場には上場していないためです。SBI証券・楽天証券・マネックス証券は米国市場に上場していない銘柄を取り扱っていません。ドイツ株を買うには、フランクフルト証券取引所に対応した証券会社が必要です。国内では、野村證券(オンライン、66銘柄)・大和証券(店舗・電話)・サクソバンク証券が扱っています(2026年10月12日確認)。

ドイツ株の配当は結局どのくらい手取りに残りますか?

目安は「表面利回り ×(1−26.375%)× 0.79685」で計算できます。ドイツの現地源泉税26.375%は、日独租税条約の限度税率15%を超える11.375%分について、日本の外国税額控除の対象外です。超過分を取り戻すにはドイツの税務当局BZStへの直接請求が必要で、手続きをしない場合は上記の概算式に近い手取りになります。

ドイツ株の中でどれがおすすめですか?

特定の銘柄を推奨するものではありませんが、配当利回りを重視するなら自動車3社(BMW・フォルクスワーゲン・メルセデス・ベンツ)、成長性を重視するなら防衛関連(ラインメタル・MTUエアロエンジンズ)が検討候補になります。各銘柄の詳細は個別記事で株価やPERの背景を確認してください。

まとめ

  • ドイツ株はフランクフルト証券取引所(Xetra)に上場し、野村證券のオンライン(66銘柄、NISA成長投資枠の表示あり)やサクソバンク証券から購入できる。SBI証券・楽天証券・マネックス証券では取り扱いなし
  • 当サイトで扱う銘柄数は国別で最多。自動車・防衛・保険・化学など業種の幅も広い
  • 自動車3社(BMW・フォルクスワーゲン・メルセデス・ベンツ)は配当利回り7%台と高水準
  • 配当には現地源泉税26.375%がかかり、租税条約の限度税率15%を超える分は外国税額控除の対象外
  • 手数料は最低3.30ユーロのため、1万円前後の銘柄は複数株まとめ買いが現実的

用途別:こんな人はこう買う

こんな人はやり方
配当利回りを重視したい自動車3社(BMW・VW・メルセデス・ベンツ)から検討
成長性・テーマ性を重視したい防衛関連(ラインメタル・MTU)から検討
1株あたりの手数料負けを避けたい複数株のまとめ買いを検討する(最低手数料3.30ユーロ)
他国の欧州株とも比較したい高配当ランキングや配当税の国別比較を確認する

特定口座で確定申告の手間を減らしながら、日本語の画面で欧州株を持つ。その入口です。NISAを優先したい方には、野村證券のドイツ株(NISA成長投資枠の表示あり)やIB証券という選択肢もあります。

口座の種類と開設までの日数は当サイトの解説記事にまとめています。NISAは対象外です。

この記事の検証方法

  • 手数料はサクソバンク証券の公式手数料表から計算しています
  • 各銘柄の株価・PER・配当利回りは当サイトの個別記事で実測した値です(基準日は各記事に記載)
  • 配当源泉税・租税条約の税率は国税庁の公表資料で確認しています
  • 筆者はポルトガル在住で、インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座から欧州株ETFを中心に保有しています(本記事の銘柄を保有しているとは限りません)

この記事を書いた人:Kawa

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。詳しいプロフィール

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免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や証券会社の利用を推奨するものではありません。記載の株価・手数料・税制は2026年8月15日時点(野村證券・大和証券の取扱いは2026年10月12日時点)で当サイトが確認した情報に基づいており、変更される場合があります。各証券会社の取扱商品は変更される可能性があるため、口座開設および取引の前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。税務の取扱いは個々の状況により異なるため、税務専門家にご確認ください。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。当サイトは本記事の情報に基づく損失について一切の責任を負いません。

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この記事を書いた人

ポルトガル在住30代の兼業投資家です。インタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)の口座で、欧州株ETFを中心に保有しています。ヨーロッパには、日本ではあまり知られていなくても、世界中で愛されている会社がたくさんあります。その面白さと、日本からの買い方を、できるだけ分かりやすくお伝えしたいと思って書いています。株価の見通しは、根拠と計算式を示して書きます。確認できていないことはそう書き、誤りがあれば訂正の経緯を記事に残して直します。

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